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アレルギー性結膜炎の子供はプールに入水していいのか?特に微熱の場合は心配ですよね。また、プールの塩素がアレルギー性結膜炎にどのような影響を及ぼすのかを解説していきます。
一番多い症状は、「突然片眼あるいは両眼に結膜の充血が起こり、眼脂が出ることです。」その他にも以下の症状がみられますね。
▪︎結膜の浮腫(水ぶくれ。一見ゼリー状に見える)
▪︎異物感(ころころ感)
▪︎掻痒感(かゆみ)
▪︎羞明い(光が異常にまぶしい)
アレルギー性結膜炎の症状と原因とは
熱感、重症では眼痛などを伴うこともあります。視力低下やまぶた、または瞼の裏の充血、濾胞がみられることも。「結膜だけではなく、角膜にも障害が及ぶこともあります(角結膜炎)。」
アレルギー性は掻痒感が主となることが多く、ウイルス性結膜炎は耳の手前のリンパ節がはれ、痛みを伴うこともよくあります。
非常に多くの原因があるので、一概には言えませんが、アレルゲンを持っている人はそういったものが身近になかったか思い出してみてください。
感染性結膜炎とアレルギー性結膜炎の違い
「プールを消毒されるために使用される塩素が原因でアレルギー性結膜炎になってしまう子供もおられますね。」また、プールの塩素が原因で、目の角膜を傷つけてしまい、角膜障害を起こしてしまう子供もいます。
症状に個人差がある上、注意深く診断する必要があり、さらに感染性結膜炎とアレルギー性結膜炎の区別はその後の治療がまったく違ってくるので特に重要です。
「素人判断で、市販の目薬などを使うと悪化する場合もあるので注意しましょう。」いずれにしても、放っておかず、早く専門医にかかることが懸命です。
子供が感染した時はプールはどう?
明らかに発熱や鼻水など感染症の症状があれば、もちろん禁止ですが、治りかけの判断に迷う時は、「医師の許可が出るまでは控えましょう。」プールで泳ぐのは、全身運動で、かなり体力を使います。
病中病後の体が弱っているときは、今治まっている症状をこじらせてしまったり、再度感染症になったりしやすいのです。
弱っているときは別の感染症を他の人からうつされてしまうことも多々あります。また、本人がつらいばかりでなく、治りきっていない場合ですと、うっかりほかの人にうつしてしまう場合もありますのであまりお勧めできません。
まずはしっかり治して、それから楽しくプールを再開しましょう。
微熱の時に登園は可能?
一応、ラインは37.5度と言われていますが、昨日まで熱がなかったのに発熱している場合や、時間をおいて体温を測ると上昇しているという場合は、
「これから熱が上がる可能性が大きいので様子を見た方がいいでしょう。」
はしゃいだり暴れたりして、興奮したため一時的に体温が高いだけの時もありますので、落ち着いた状態で何度か熱を測ってみてください。
子供の平熱は普段から確認しよう!
子供はよく汗をかきますので、病的ではない軽い脱水症状になっている場合あり、熱が高めにでることもあります。水かスポーツドリンクなどを飲ませてから熱を測ると下がっていることもよくあります。
登園するか病院に行くかを決めるのは、様子を見てからでも遅くはありません。また、普段から時々熱を測っておき、子供の平熱を把握しておけば、
発熱なのか、普段の体温が高めなのか目安になります。逆に、熱がないのにぐったりしていたり、元気がない場合、普段と様子が違っている場合はすぐに受診しましょう。
アレルギー性結膜炎の対処法・予防法
アレルギー性結膜炎は、アレルゲンを持っている人は「何よりアレルギー物質に触れないようにすることが一番重要です。」アレルギーがない人より症状が早く出現し、かつ重症になりやすいのです。
また、ほこりが多い時期に目をこすったりすると、自分でアレルギーの原因をわざわざ目の中に入れているようなものです。
汚れた手で目をこするのもアウトです。ほこりっぽいところを歩いて目がコロコロするな、と感じたときは、一時的には市販の眼球洗浄剤などを使うことも効果的。
ドライアイの方は目薬の使用もおすすめ!
ドライアイの人は涙が少なく、涙による自浄作用が弱いため、目薬を使うこともおすすめ。「眼球の表面の水分をキープすることは目の健康にはとても重要なことです。」
また直接ではないですが、アレルギーを持っている人は、「普段から免疫力を強くしておくこともとっても大切です。」
食べものや睡眠に気を付け、健康的に過ごしましょう。体を健康に保っていれば、目に限らず、もしアレルギー症状が出ても軽く済むことも多いといわれています。
ペリ&肌男
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