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まず、風疹は主に飛沫感染によって引き起こしてしまいます。風疹は通称「三日はしか」ともいわれ、3日で症状が治まるといわれています。
原因は風疹ウイルスとなります。症状としては発疹・発熱・リンパ節の腫れがあり、風疹は症状がでる3日前からの約1週間ほどの感染力があるといわれています。
風疹の症状と原因
特に、風疹に免疫がない人へ感染を拡大していき、子供よりも大人の方、症状がひどく、高熱や関節の痛みが持続します。
また、妊婦が風疹にかかると赤ちゃんが「先天性風疹症候群」にかかりやすいといわれています。これは、子供が難聴・心臓の奇形・白内障・精神発達障害などといった病気になる可能性が高くなります。
風疹のワクチンとは
風疹ワクチンは2006年4月から生後12~24ヶ月未満と5歳以上7歳未満までの2回を定期接種とされていました。
定期接種とは国がある期間内に予防接種したら公費として無料で受けられますよといったものです。
逆が任意接種ですね。ですので、年々風疹患者が減少していたのですが、現在、流行している原因に過去に1回または未接種の方に広がっていると考えられます。これは麻疹が流行している原因にも当てはまりますね。
麻疹の症状と原因
一方の麻疹は麻疹ウイルスが原因となります。これは空気感染によるものが多く、ウイルスが小さいために空気中を漂ってしまうのです。
病状は風疹と似ているのですが、主に、発熱と発疹がみられ、肺炎などの死亡例がまだまだある病気となります。
風疹と麻疹の予防接種とは
風疹と麻疹の予防接種に使われるものはMRワクチンといわれています。これは
■麻疹(measles)のM
■風疹(rubella)のR
の頭文字をとったから名付けられました。麻疹ワクチンは鶏の細胞を、風疹のワクチンはウズラの細胞を使用して作られています。
これは生ワクチンといわれ生きたウイルスや細菌の毒性を弱めてくれるのです。なんと、アメリカでは上記2つ以外に”おたふく風邪”と”水疱瘡”の4種類を同時に1本の注射に詰め込んで接種するそうです。
日本ではまだMRワクチンしかありませんが。接種した95%以上の方が麻疹に対する免疫力をつける事ができます。以前は、別々で接種する必要があったのですが、1度に2つを予防できるのは嬉しいですね。
予防接種を受ける期間とは
この予防接種を受ける期間ですが、
■生後12~24ヶ月未満
■5~7歳
上記2つの期間に1回ずつ接種してください。
この期間であれば定期接種となります。注意点がMRワクチン以外のワクチンを接種する場合には27日以上の間を空けてから接種する必要があります。
MRワクチンを注射する時は特に痛みも感じず、受けることができるので、子供が泣かずに予防接種できるのです。
とはいっても、針自体が怖いと思う子供は多いはずですよね。
MRワクチンの副作用
MRワクチンの副作用は注射部が赤くなったり、発疹・蕁麻疹発熱などが挙げられます。発熱や発疹は接種後7~10日後によく見られるそうで、
第一回予防接種 副作用の確率
■約17%の方が発熱
■約5%の方が発疹
第二回予防接種 副作用の確率
■発熱の方が約7%
■発疹の方が約2%
となっています。例え、発症しても3日程で治るので、心配する必要はないでしょう。大人の場合、関節痛の副作用がよく見られるそうですが、1週間以内に治まります。
MRワクチンの料金
MRワクチンを接種する料金は大人だと約8000円前後となっています。病院によって料金は変動します。ですが、ニュースにもなっていた通り、公費として無料で接種できる所もあります。
過去に予防接種をしたかどうか分からない方は一度血液検査をしてもらえば、抗体があるかどうかで判別することができます。
予防接種後の注意点は以下になります。
■入浴は摂取当日1時間以上経過
■注射部位はこすらない
■摂取当日に激しい運動は禁止
■摂取後3ヶ月は妊娠しないようにする
ペリ&肌男
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