目次
インフルエンザの季節は秋冬にかけて流行している傾向があります。特に1~3月はインフルエンザのピークにあたり、小・中学生の子供の間では学級閉鎖が相次ぐと思います。
ですので、A型・B型・C型別インフルエンザの症状・初期症状の特徴等や子供がインフルエンザになった場合の対処法や予防法を紹介していきますね。
インフルエンザの症状・状況
インフルエンザの現在の推計患者数が約66万人に上がったとの情報がありますね。なんと、1週間で34万人以上ものインフルエンザ感染者が増えたそうで、今後もさらに増加していくのではないかといわれています。
特に沖縄・大分・宮崎・佐賀・埼玉・長崎・福岡・神奈川・滋賀・千葉ではインフルエンザの流行対象となっています。
インフルエンザによる死亡率
インフルエンザは毎年国内で約1,000万人が感染するといわれています。その内の約1万人がインフルエンザによる感染が原因で死亡しているそうです。世界的にみると約25万人~50万人の方がインフルエンザ感染で亡くなられています。
死亡者の中には免疫力が落ちている高齢者だけではなく、小児(子供)などがインフルエンザからくる肺炎や脳症で亡くなられています。インフルエンザは気管支炎や肺炎を併発しやすく、心不全になる可能性もあるのです。
インフルエンザは1~5日間程潜伏しますが、健康な方であれば1週間程で治ります。インフルエンザと風邪の違いですが、インフルエンザの場合、全身に症状が出てきます。
咳・鼻水・喉の痛みだけではなく、全身の倦怠感・関節の痛みといった症状が特徴です。また、症状が急激に悪化した場合、38℃以上の高熱が出る場合もあります。
インフルエンザにはマスクが必須
インフルエンザの可能性がある場合、医療機関で受診する必要があるのですが、その際に周囲に移さないようにマスクを着用した方がいいでしょう。
熱が下がった後も3~7日間はウイルスが排出するので、症状が治まったとしても外出の際はマスクを着した方がいいでしょう。
A・B・C型別インフルエンザウイルスの特徴
■A型インフルエンザの特徴
A型のウイルスは変異しやすので、多くのタイプを引き起こしてしまいます。毎年少しずつ変化しつつも世界中で季節性の流行を引き起こしてしまいます。
最も重い症状を持ち、死に至る可能性もあります。2009年の春の新型インフルエンザではA型H1N1亜型という種類が流行しました。ですがA型の場合、合併症の可能性は低いのです。
治療方法ですが、抗ウイルス薬のタミフルと塩酸アマンタジンが有効的です。
■B型インフルエンザの特徴
これはウイルスが変異しにくいので限られたタイプしか存在しません。症状もA型に比べると軽く(風邪に近い状態)、ワクチンによる予防が効果的です。
ですが、数年置きに猛威を奮って登場する場合があります。過去に2004~2005年にかけて流行しました。
症状もA型よりも軽く、A型程の流行性もありません。ですが、子供の場合、重症化する可能性がありますので要注意です。
というのも、筋肉の炎症を起こして足の痛みを訴える子供やふくらはぎをつまむと痛がる子供がみられます。
さらに、気管支炎や消化器官系の炎症が起きる可能性もあるのです。ちなみに、B型の場合は人から人にしか感染しないそうです。
■C型インフルエンザの特徴
性質もA・B型とは大きく異なり、ウイルスとしての特徴も異なります。症状もA・B型に比べると軽く、大きな流行性はないのでワクチンの対象外とされています。
潜伏期間は一般的に1~2日、長くて4~5日といわれています。
インフルエンザに感染した場合の対策
インフルエンザに感染した場合、スポーツドリンクなどの水分を十分にとるようにしましょう。大塚製薬から販売されている経口補水液:オーエスワンがオススメとされています。
食事に関してはお粥がいいでしょう。普段からレトルトのお粥を買い置きしている方もいるみたいですね。
15歳未満の子供の場合、高熱が出た場合、解熱剤を使用したくなりますが、インフルエンザだと気づかないで、市販の解熱剤を使用すると、解熱剤の成分によってインフルエンザ脳症を引き起こす危険性があります。
必ず、医療機関にて受診してもらいましょう。
インフルエンザが毎年流行する理由
インフルエンザウイルスは絶えず小さな変化を繰り返しています。つまり、人間が過去に経験した免疫を得たとしても、次にかかるインフルエンザウイルスに対する抗体がないため、毎年インフルエンザの感染・流行を繰り返してしまうのです。
豚や鳥に感染しながら少し大きな変化をするインフルエンザウイルスは”新型インフルエンザ”と呼ばれるような形で大流行を引き起こします。
インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染(くしゃみ・咳)や接触感染(ウイルスの付着した手・口)とされています。場合によっては、眼の粘膜から感染する場合もあります。
正しい手洗いやうがいが大切
接触感染を防ぐためには外出時の帰宅時・調理前後・食事前には必ず手を洗うようにしましょう。ウイルスは石鹸に弱いため、”正しい手の洗い方”を以下に紹介しました。
特に子供にはインフルエンザの怖さを知った上でしっかりと正しい手の洗い方を学んだ方がいいでしょう。
インフルエンザの対策・予防法
■健康管理の重要性
インフルエンザが感染してしまう原因として免疫力の低下が挙げられます。免疫力が低下している時に感染した場合、症状も重たくなります。
ですので、普段から十分な睡眠・バランスのよい食事を心がけて健康管理をしましょう。
■予防接種(ワクチン)の重要性
予防接種(ワクチン)を受けるとインフルエンザの発症率を下げることができます。しかし、ワクチンの効果が持続するのは一般的に5ヶ月~1年程(個人差)とされています。
流行するインフルエンザウイルスの型は年々変化するため、毎年ワクチンを接種した方がいいでしょう。子供は親と相談して医療機関に通うことをオススメします。
インフルエンザの予防接種(ワクチン)の受診料は約2,000円~約4,000円程となっています。
海外の信頼性の高い調査によると、インフルエンザウイルスの予防接種(ワクチン)の有効率が70~80%とされています。
予防接種(ワクチン)の時期は流行シーズンを迎える11月を目安とされています。
■適度な湿度・人ごみの危険性
喉の粘膜のお防御機能が低下する原因に空気乾燥が挙げられます。
インフルエンザは低温を好み、冬場の室内は特に乾燥しやすいので、適切な湿度(50~60%)を維持すると効果的です。
また、インフルエンザウイルスの空気感染は人ごみや繁華街でも起きますのでマスクを着して外出した方がいいです。
インフルエンザをヨーグルトで予防する方法
明治が販売している「明治ヨーグルトR-1」のヨーグルトに含まれる乳酸菌には免疫力を高める効果があるため、インフルエンザの予防に効果的といわれています。
ただし、このヨーグルトを接種して免疫力を高めるためには毎日の食事に取り入れる必要があります。
そのため、「明治ヨーグルトR-1」の在庫切れが起きて、個数制限がかってしまったので、購入するのが困難となりました。
ですが、乳酸菌自体にナチュラルキラー細胞を活性化させる働きがあり、なかでも”Rー1”といった乳酸菌の一種は特にその作用が強いといわれています。
ナチュラルキラー細胞とはがん等の悪性変化を起こした細胞やウイルスを殺す免疫細胞のエースといわれています。
「明治ヨーグルトR-1」以外でも十分に免疫力を活性化させる乳酸菌が含まれていますので、安心して他のヨーグルトを普段の食事に取り入れていくと良いでしょう。
ヨーグルトの他にも、ヤクルトに含まれる”L.カゼイ・シロタ株”にもナチュラルキラー細胞を活性化させる働きがあるといわれています。
ヤクルトの方が安価なので、インフルエンザ予防にヤクルトを毎日摂取している方もいるそうですよ。
ペリ&肌男
最新記事 by ペリ&肌男 (全て見る)
- リプロスキンの効果の期間!ニキビ跡や肌の赤み、色素沈着に最強? - 2016年4月26日
- 首ニキビの原因!女も男もできる!? - 2016年2月29日
- 首ニキビがかゆい?しこりもできる!? - 2016年2月25日