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RSウイルスには二次感染に中耳炎を発症してしまう場合もありますね。まずは、RSウイルスについて紹介していきたいと思います。
ちなみに、RSウイルスの認知度はまだ低いらしく、母親の認知度に関しては約3割りほどとされています。
RSウイルスは秋の季節になると流行する病気で、特にお子さんを持っている家庭では気を付ける必要がありますね。
RSウイルスの症状とは?
基本的に2才までのほぼ全員がRSウイルスに感染してその後に何度も繰り返し感染してしまうといわれています。ピークが12月くらいで年明けくらいになると少しずつ治まっていくという流れが多いです。
RSウイルスとは一種の風邪ウイルスみたいなもので、発熱や咳、鼻水のがでてきますね。「潜伏期間が約4~6日」ほどされています。「風邪が重症化した・なかなか治らない」と思った時はRSウイルスを疑った方がいいでしょう。
特に赤ちゃんや子供がRSウイルスに感染してしまうと少し激しい症状を患ってしまう場合があります。
■咳・鼻水・痰、38度台の熱
■咳がひどくて呼吸時にゼーゼーしたり、ヒューヒューといった音がする
■呼吸が激しくなって呼吸の回数が増加する
このように通常に風邪よりも少し重症なケースが多いのですが自己判断はしないで医師の診断を受ける方が良いですね。もし、子供や乳幼児の咳が酷い場合はマイコプラズマ肺炎を疑う必要もあります。
RSウイルスによって重症化するケースとは
RSウイルスの場合は生後週間~数カ月の赤ちゃんだと亡くなってしまうケースがインフルエンザよりも多いので注意が必要ですね。
肺炎や細気管支炎を患ってしまったり、痰づまりなどが原因で呼吸困難につながってしまうのです。年長の子供が気管支炎を患った場合には約10~30%がRSウイルスに関係しているといわれています。
初めて感染した乳幼児であればRSウイルスに感染した約25~40%が細気管支炎を患い、約0.5~2%が呼吸困難などによって入院してしまいます。
乳幼児の重症化には注意!
6才未満の乳幼児や先天的な疾患をもった子供だと重症化しやすいので気を付ける必要がありますね。心臓疾患や低出生体重児が細気管支炎を患いやすく重症化していく傾向にあります。
実際にRSウイルスを患ってしまった子供によると入院が必要と診断された場合には保育器で過ごすことになるそうです。
入院院が約2週間ほどとなりますが入院して1週間後くらいが山場となりますが、退院後はいつも通りの元気になりますね。
逆に子供の時にRSウイルスに感染していれば、大人になった時には免疫がついているので軽い症状ですみますね。とはいっても大人がRSウイルスを感染しても大抵の場合は風邪と診断されてしまいます。
RSウイルスは基本的にワクチンがないのですが、検査方法としては以下のような方法となります。
「鼻水を採取して検査する」
簡単な診断キットみたいなものがあり、健康保険が適用されています。約15分ほどで診断することができますね。また、血液検査の場合だとRSウイルスかどうかを診断することができません。
RSウイルスの診断について
RSウイルスの診断に関して現状では
■まずは風邪の治療や肺炎の疑い
■次に他の感染症の検査や治療
■最後に消去法としてRSウイルスの可能性が残る
大抵の病院ではこのような流れでRSウイルスだと診断していきますね。
治療法や登園はどうなるの?
子供が通っている幼稚園または保育園においてRSウイルスを登園基準には置いていない場合が多いです。
病院によってもRSウイルス感染症と診断することも中々難しいですしRSウイルスにすでに感染している子供も多数いると思われるからです。
RSウイルスの感染経路は鼻の粘膜について感染する飛沫感染や鼻や口からの分泌液がついた物や指を介して感染する接触感染があります。
RSウイルスへの対策とは?
対策としては基本的に風邪と同じで手洗いやうがいが大切で人ごみの多い所を避けることが大切ですね。RSウイルスに感染してしまった場合は対処療法となります。
■酸素の数値が低い場合は酸素テントなどを使用して加湿された酸素を吸入する
■脱水症状を引き起こさないように適度に水分を補給する
■痰を吸引して呼吸をしやすくしてあげる
■寝かせてあげる時には痰が気管支につまらないように体位にも注意する必要がありますね。
重症化を予防する方法ですが先程ワクチンはないといったのですが、厳密には開発中でRSウイルスの重傷化を防ぐ注射の販売が承認されています。
RSウイルスに対抗する注射を遺伝子組み換えによって作られているのです。これは月に1回の注射で問題ないです。
RSウイルスの注射の安全性
と思われるかもしれませんが京都府の調査によると実際にこの注射を行った子供がRSウイルスによって亡くなった報告がないので安全だといえます。
この注射は実費となり1回あたりに約8万円ほどとなります。ただし全員が受けられるわけではないので、かかりつけの病院にて医師としっかり相談する必要がありますね。
ペリ&肌男
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