目次
糖尿病に効果的な運動や食事法を徹底的にまとめました。
糖尿病なんで「自分には関係がない」と思っている方でも実際には、糖尿病予備軍といった、糖尿病の一歩手前の状態に陥っている方が多くいるといわれています。
最近では、大人だけではなく、子供にも生活習慣の悪化などが原因で糖尿病が増えてきています。
糖尿病の症状が良くなるためには
糖尿病予備軍であれば、まだ、生活習慣の見直しをすることで予防することができますが、一度糖尿病になってしまうと、治すのが困難な状況になってしまいます。
糖尿病は痛みといった自覚症状がないので、検査をした時に血糖値が高いだけであったり、治療が必要なのにそのままにしている患者が多いです。
糖尿病の症状としては、「尿に糖がでる」「立ちくらみする」「性欲減退」といった例があり、特に、糖尿病で怖いのが合併症といわれています。
糖尿病になる4つの原因とは!?
糖尿病とは、血糖値が高くなることで上手くブドウ糖を体内に取り入れられない病気のことをいいます。つまり、エネルギーを必要としている細胞の中にブドウ糖が運ばれなくなり、血液中に溢れてしまいます。
こうなる原因には血糖値を下げる作用がある「インスリン」といったホルモンが不足しています。全身のエネルギーとなるブドウ糖が内蔵や筋肉に運ばれなくなるのでエネルギー不足となってしまいます。
糖尿病には4つの種類に分けられています。
■遺伝子の異常・他の病気が原因
遺伝子の異常や膵臓・肝臓といった 病気、または感染症や免疫の異常など他の病気がひきがねとなって引き起こす場合があります。また、、薬品が原因となる場合もあるので注意が必要です。
■妊娠糖尿病
妊娠すると、糖尿病の症状が 現れてきて、新生児に合併症を 引き起こす可能性があります。
■1型糖尿病
本来、これは膵臓で作られているインスリンの絶対的不足によって起こる糖尿病です。ハッキリと原因が分かっていないのですが、遺伝や環境に関係しているとも言われています。
■2型糖尿病
これは日本の糖尿病患者の95%以上に 当てはまるタイプで、インスリン不足によって、筋肉や肝臓にブドウ糖が運ばれなくなります。主に運動や食事の不規則な生活習慣が原因となります。
糖尿病に効果的なのは!?
糖尿病を良くするための治療法等について紹介していきます。糖尿病が初期段階であれば、運動療法や食事療法がメインとなります。
症状が悪化した場合は薬物療法が必要となります。薬物療法とはインスリン注射のことですね。
糖尿病の予防:食事編
糖尿病を予防・良くするためには生活習慣や食事に気をつける必要があり、バランスの良い食事をして食べ過ぎないようにすることが重要です。
1日の食事の平均カロリーは約1600キロカロリーといわれ、日本では一般的にカロリー制限といった食事療法が行われています。
1日に摂取すべき野菜の量が350g以上となり、特に六黄色野菜は120g以上が目標となっています。これは厚生労働省からいわれている数値ですね。
甘いものや脂っこいものはダメ!
また、太りやすい要因となる、脂っこいものや甘いもの食べ過ぎはダメですね。基本的に食事は薄味を心がけ、決まった時間にゆっくりと噛むことで満腹感を感じれるようにしましょう。
2型糖尿病にはアディポネクチンが効果的で、これは食物繊維やマグネシウムが豊富な青魚な海藻類、大豆などを摂取するといいです。
米ハーバード大などの研究チームによると、白米より雑穀米を摂取した方が2型糖尿病の発症リスクを最大36%減少させることができると発表していました。
血糖値を上げないためのメニューとは
基本的に、血糖値は炭水化物が上がりやすく脂質が血糖値を下げにくくします。特にお酒を飲むと血糖値が下がり、食欲が増すので食べ過ぎてしまうことがあります。
ちなみに、朝食を抜かして昼食を食べると血糖値が跳ね上がるので注意しましょう。血糖値を抑える食事法ですが、早食いをしてしまうとインスリンの分泌が間に合わないので血糖値が急激にあがります。
ですので、1口に約30回噛むことで急激な血糖値の上昇を抑えると良いです。また、食物繊維が豊富な野菜から食べると、食後の血糖値の上昇を抑制することができます。
これは糖分が食物繊維と絡むので吸収スピードが緩やかになるのです。食後1時間以内に運動あるいは入浴をして汗をかくと効果的です。エネルギーとして糖分が消費されて血糖値の抑制につながります。
糖尿病患者に必要な栄養素
糖尿病の人にはインスリンが不足しているので、細胞に必要なブドウ糖を血中から取り入れられないので、エネルギー不足から疲れやすくなります。
ですので、インスリンの効果を持続させる働きがある亜鉛を取り込むようにしましょう。また、膵臓の機能を高めてインスリンの分泌に働きかけるタウリンを補給するといいですね。
タウリンや亜鉛が豊富な牡蠣を食べるよといいですね。
糖尿病を運動で予防するには!?
糖尿病を予防するためには、運動が大事となります。運動をしないと隠れ肥満になってしまいます。こうなると、同じ量の食事をしても脂肪になる分量が多くなってしまうのです。
運動をして中性脂肪を減らしつつ基礎代謝の多い体を作るために筋肉をつけるようにしましょう。テレビ「ためしてガッテン」で紹介されていたのですが、週に1度有酸素運動を約3分間、10回に分けて行うだけでも効果があると、早稲田大学スポーツ科学学術院の宮下氏が発表していました。
有酸素運動をした翌日に脂肪分が多い食事を摂取しても脂肪がたまりにくいことが判明したのです。有酸素運動は基本的に長時間行わなければならないといわれていますが、3分間細切れに行っても、中性脂肪を低下させることができます。
また、筋肉を動かすことがAMPキナーゼの活性化に繋がり、脂肪や糖分を効率的にエネルギーに変えてくれるので、インスリンと同等の効果を発揮してくれるのです。
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ペリ&肌男
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