溶連菌感染症を治すためには、抗生剤の服用は特に必要なのです。この抗生剤というのは、一般的に病気の原因となる菌を殺したり、増殖をふせぐことで感染症を治療する薬のことです。

 

その抗生剤の代表的なものとして、ジスロマックとクラリスがありますけれども、この2つの抗生剤は、溶連菌感染症にどれだけ効果があるのか、チェックしてみました。

 

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溶連菌感染症にジスロマックの効果とは

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では、ジスロマックは溶連菌感染症に効果があるのかというと、通常医師からジスロマックが処方されることがあるので、効果があると言ってもいいでしょう。

 

その理由としては、溶連菌がどういう菌なのかということを検証するとわかります。

 

この溶連菌というのは、溶血性レンサ球菌のことを言っており、溶連菌と言われているのは、A群β溶血性レンサ球菌という溶血性レンサ球菌で、別名「化膿レンサ球菌」といいます。

 

ジスロマックという抗生剤の特徴はというと、レンサ球菌属の菌に効くというものなので、溶血性レンサ球菌にも効果があるとされています。しかし、100%効果があるかと言えば、そういうわけでもありません。

 

抗生剤が効きにくい細菌もある?

細菌の中では抗生剤が効きにくいというものも出ていますし、そもそもレンサ球菌に効く抗生剤は、ペニシリン系ということが定説になっています。

 

ただし、溶連菌感染症の原因が口腔内感染、特に扁桃腺の場合は、マクロライド系のジスロマックの服用が効果的とされています。

 

なお、ジスロマックの服用する際の注意点と副作用についてですが、生活上の注意点としては、意識障害などが現れるケースもありますので、車の運転などは出来るだけしないか、細心の注意が必要です。

 

ジスロマックの副作用

副作用に関しては次のような症状が報告されています。

 

下痢、嘔吐、吐き気、腹痛、血栓性静脈炎、カンジダ症、発疹、じんましん、かゆみ、アトピー性皮膚炎悪化、光線過敏性反応(光にあたった部分が赤くなる)、紅斑、水疱、皮膚剥離、多形紅斑、寝汗、多汗症、皮膚乾燥、皮膚変色、脱毛。

 

このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

 

溶連菌感染症にクラリスの効果とは

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また、溶連菌感染症になった場合に、クラリスを処方されることもあります。ジスロマックのところでも言及をしましたが、通常溶連菌感染症の処方される抗生剤は、基本はペニシリン系とされています。

 

でも、どうしてペニシリン系ではなくマクロライド系の抗生剤であるクラリスが処方されるのでしょうか?

 

理由の第一としては、マクロライド系のクラリスが溶連菌感染症に対応している抗生剤であり、特に発熱や痛みが伴っている場合には、効果があるとされています。

 

もう一つ重要なのは、ペニシリン系抗生剤の場合に、薬物アレルギーが発症することもあるので、そういう患者さんに対しては、通常クラリスを処方するケースが多いです。ただ、クラリスが溶連菌感染症に物凄く効くというわけではありません。

 

それはクラリスの有効成分である「クラリスロマイシン」という抗生物質に耐性のある溶連菌もありますので、数日服用しても効果が無い場合には、一度医師の診察を受けたほうが良いでしょう。

 

 クラリスの副作用

クラリスに関する注意点と副作用については、生活上の注意点としては特にありません。なお、副作用に関しては次のような症状が報告をされています。

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▪︎痛、下痢、発疹、吐き気、嘔吐

▪︎味覚異常、肝機能異常

▪︎幻覚、失見当識(場所、時間、名前などが判らない)

▪︎意識障害、せん妄、躁病(上機嫌、興奮しやすい、活動的になる)

▪︎振戦(手足の震え)、しびれ

▪︎耳鳴、聴力低下、嗅覚異常

▪︎口腔内びらん、歯牙変色、筋肉痛

▪︎カンジダ症(外性器などに発疹ができただれてかゆい、口内炎、飲み込んだり食べたりしにくくなる)

▪︎動悸、低血糖

 

などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

 

他にも溶連菌感染症に効果的な抗生剤とは

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以上、溶連菌感染症について効果があるであろう、或いは医師より処方されるであろう、ジスロマックとクラリスについてチェックをしてきましたが、それぞれ一長一短があるということがわかりました。

 

また、ジスロマックとクラリスの効用を調べてみると、溶連菌感染症にまず効果がありそうな抗生剤は、ペニシリン系のようです。

 

それではどうして溶連菌感染症に対する抗生剤において、ペニシリン系の抗生剤が効くのかということを深堀りをしてみました。

 

ですが、ペニシリンが及ぼす効果と言うのは、もちろん溶連菌の拡散をふせぐということもあるのですが、何よりも効果的なことはというと、

 

溶連菌感染症によって併発される合併症をふせぐということが目的でもあります。

 

ペニシリン系は合併症を予防する?

この場合併発する合併症は3つあります。

■急性糸球体腎炎

■アレルギー性紫斑病

■リウマチ熱

 

このような合併症をふせぐためには、ペニシリン系の抗生剤を10日間服用するということになっており、国立成育医療研究センター感染症科医長宮入烈氏もインタビューにおいて

 

「そのとおりです。過去50年をさかのぼっても、ペニシリン系の抗菌薬がガイドラインの中心になってきました。そして現在も、ペニシリン系抗菌薬がA群溶連菌治療のファーストチョイスになっております。」と語っています。

 

アレルギーには注意!

ただ、ペニシリン系の抗生剤にはアレルギーもあったりします。薬物アレルギーは甘く見ていると、大変なことになります。

 

それこそ、1956年におきた歯の治療をする際に、ペニシリン注射によってアナフィラキシー・ショックのため、東京大学の教授が逝去するという「ペニシリン・ショック」事件がありました。

 

この後50年以上経過しているので、対処法はありますが、それでも薬物アレルギーは重篤な症状になると、亡くなるケースもあるので、大変怖いです。

 

そういうこともあり、冒頭に書きましたが、ペニシリンほど効果的ではないけれども、対処できる抗生剤を処方するということが、基本的には医療の姿勢のようです。

 

ペニシリン系を服用する際の注意点

なお、ペニシリン系の抗生剤を服用する際には、以下の方は注意する必要があります。

 

▪︎以前にペニシリン系の抗生剤を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある人

▪︎伝染性単核症がある人

▪︎妊娠または授乳中の人

 

上記の方は服用する前には医師との相談が必要です。

 

また、副作用としては、発疹、かゆみ、発熱、下痢、軟便、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、味覚異常などが報告されていますので、このような症状に気づいたら、行きつけのお医者さんや薬剤師の方に相談することをおすすめします。

 

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ペリ&肌男

健康や美容がテーマとなります。主にダイエット&ニキビを中心にブログを立ち上げました。男女2人がこのブログの管理人で、それぞれのコンプレックス解消に役立った商品の生のレビューや解消方法などを紹介しています。